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 特定非営利活動法人「乳幼児の救急法を学ぶ会」

                             谷舗 由紀子

プレホスピタル・ケア第14巻第1号(通巻41号)平成13年2月1日発行

(救急隊員のための実務情報誌)

 


この記事はプレホスピタル・ケア編集室の承諾を得て転載したものです。プレホスピタル・ケア編集室に 無断で複製、翻訳、送信、出版、頒布、するなど著作権を侵害する 一切の行為を禁止します。


活動の想い・目的

 近年、日本では子育て支援がいろいろな形で進められていますが、核家族化の進んだ現在、生まれて間のない乳幼児のをお持ちのお母さん方は、子供の病気や緊急事態での対応について不安を持たれておられます。

 また、子供のまわりにいる大人たちも、同じ不安を抱えています。

今、目の前で元気に遊んでいた子供が、急にぐったりして様子がおかしい、反応がない、そんな緊急事態に直面した時、多くの方は誰かに助けを求める、救急車を呼ぶと答えられると思いますが、救急車を呼ぶまで何をすればいいのでしょう?

 

 ぐったりしている子供の様子に驚き、ただ抱いてウロウロするだけでどうしてよいか分からず、救急車の到着を祈るように待つだけになるかもしれません。しかし、救急車が到着するまでに適切な応急処置ができるかどうかは

子供の命を救えるか否かにつながると言われます。

 私たち、「乳幼児の救急法を学ぶ会」は、かけがえのない子ども達の命を守るために緊急時の適切な応急処置を学び、その知識を身につけたいと思っています。

 

 そして1人で学ぶよりも皆で学び合うことは、いざという時に助け合うことにもつながります。会では「乳幼児の救急法の基礎知識」講演会や会報の発行による救急に関する情報交換等の事業を行い、乳幼児の健全な育成に寄与することを目的としており、皆様のご意見、ご助言をいただきながら安心できる子育ての輪を大きくしていきたいと願っています。

 

会が発足するまでの経緯

 私は、京都市昼間里親(京都市委託の家庭保育室)の会長をしていた平成9年・10年に学習会「乳幼児突然死症候群の体験とその想い」、研修会「いざという時 役立つ心肺蘇生法」を開催し、子育て中の母親や保育者達が、かけがえのない子供たちの命の大切さ、子育ての中で大人が注意すべきことなどを学びました。そのことがきっかけで、緊急事態に遭遇したときの対応についてみんなと話し合うことが多くなりました。

そして、落ち着いて適切な対応をするためには、繰り返し学ぶことが必要であるということも分かりました。

 

 平成11年夏にこれらの学習会に参加した有志が集まり、「乳幼児の救急法を学ぶ会」を発足しました。そして、子育ての中で心がけておきたい「乳幼児の救急法の基礎知識」講演会を同年9月に計画、開催しました。

 

 開催にあたり広く呼び掛けたところ、京都府内外から子育て中の父母、救急医療関係者、保健婦、学生、保育関係者等、見学も含めて200人以上の方が参加されました。又、多くの参加者からこれからも学び合いたいという感想が寄せらたことから継続的な学びの必要性を強く感じ、今後の活動も考えNPO法人の申請を決意し、昨年の3月に京都府から認証の交付を受けました。

 

今年度の事業

講演会 「救急の現場から」   平成12年 7月 1日

講習会 「命の重さを忘れない」 平成12年1111

会報「たんぽぽ」の発行        年4回

 

*たんぽぽ創刊によせて

「た・ん・ぽ・ぽ」・・声に出すとあたたかくて可愛い響き。そしてその花は

どんな所であっても強く逞しくしっかりと上を向いてけなげに咲いています。そして咲き終わった種は、風に吹かれて色々な場所へとんでいき、ついたその場所でいつもと同じように逞しく咲いていきます。

「たんぽぽ」は「乳幼児の救急法を学ぶ会」、風は私達一人一人・・

 

 会員が風となり、たんぽぽの花つまり「学ぶ会」の輪を日本の隅々まで届けたい。そんな願いと想いをこめて会報に名付けました。このたんぽぽを皆様と一緒に大きく育てて行きたいと思っています。

 

入会案内

正会員:会の目的に賛同して入会・活動する個人及び団体

準会員:会の目的に賛同して入会した個人及び団体

会 費:協力金 1口100円以上。詳しくは事務局までお問い合わせ下さい。

    現在、会員は約100人です。

 

事務局

616-8074  京都市右京区太秦安井二条裏町9−4

乳幼児の救急法を学ぶ会 谷舗 由紀子

 telfax 075(811)5596

e-mailtanpopo@xqe.biglobe.ne.jp 

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